ミサ曲第１番　ニ短調　WAB26

（概論（一般論））
1864年作曲。1876年改稿。1881〜82年にさらに改良。

（概論（私の独断と偏見））
「ミサ曲」とか「宗教合唱曲」という言葉から連想されるイメージどおりの曲。
へ短調ミサ（WAB28）のような派手さやケレン味はないが、
こっちを聴くと「ミサ曲にそういうものがあってどうする」という気にさせられる・・・。

というか、なにげなく交響曲第1番を連想させるところが意外に多くないですか？

（よく話題になること）
・・・ごめんなさい。なにかあったら教えてください。

（ここが好きです）
全体を通した敬虔で温和な雰囲気。

（聴いたことのある演奏）
ヨッフム指揮バイエルン放送so．ほか（DG）
ガーディナー指揮ウィーン・フルハーモニーほか（DG）

ヨッフム盤は1984年の秋にＬＰで買いましたが、
あまり聴く機会がないまま時間だけが流れ、
このサイトでブルックナーを集中的に取り上げた2005年初めには、
自宅のレコードプレーヤーは不調で、ＬＰを聴けない状態になっていました。
それでガーディナー盤を買ったのですが、
そのころになるとこのページへの熱意が薄れてしまっていて（すみません）・・・

2011年になって改めてＬＰでヨッフム盤を聴いてみると・・・
このくそ真面目で野暮くさい（失礼）演奏、個人的には好きです。

（２００５年６月、２０１１年１２月記）
もどる