・・・上沼垂運転区に４８５系電車７２両が配置されたのは国鉄末期の１９８６年秋のことです。 このうちボンネット車は、その直前まで向日町に所属していた７両（クハ４８１−２１、２３、２７、２８、２９、３０、１０２）で、 その後１０年以上にわたって「白鳥」「雷鳥」「北越」等の日本海縦貫線を走る特急列車に使用されてきました。 従来の国鉄メークから、この「上沼垂色（「北越色」とか「新潟色」とか「雷鳥カラー」とも呼ばれます）」に変わったのは ８０年代末から９０年代初めですが、ボンネット車は原則的に自由席車に割り振られていたため、 指定席車に割り振られる車両に実施されたような室内のグレードアップ改装は行なわれませんでした。 （クハ４８１−２９　「雷鳥４２号」　１９９８年３月２８日、新潟駅） ,もどる