上沼垂運転区ボンネット車の終焉

・・・１９９０年代の初めに鶴岡市に住んでいたころ、帰宅途中の自家用車の中から特急「白鳥」を見ました。 「へえ、今はあんな色で走ってんだ。まだボンネットも現役なんだな。」 　その頃は鉄道に対する関心が相対的に低く、 「白鳥」号の４８５系やボンネット車が、どこの所属かということも知りませんでした。 　私が再び鉄道に強い関心を持ちはじめ、「上沼垂運転区」の名を知ったときには既に「白鳥」は京都車の運用に移り、 また結果的に見れば上沼垂のボンネット車の活躍も終わりを告げようとしていました。 「鉄」な方々の中では「ボンネットは国鉄特急色でないと・・・」という意見は根強いものがあり、私もまた国鉄色ボンネットの魅力を決して否定するものではありませんが、それでもあえて言います。 私は上沼垂色のボンネット車こそ、ほんとにかっこよかった と今でも思っています。 （2001年11月記、2004年11月改訂） ＊下のサムネイルをクリックすると大きな画像が出ます＊ なお各画像のキャプション作成時には、 「ＪＲ車両シリーズ１　485系特急型電車」（ジェー･アール・アール、１９９５）と「鉄道ファン」1998年10月号、2000年7月号　を参照しています。